株式会社Legal On Technologies
「全ての契約リスクを制御可能にする」をミッションとし、AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」を運営するリーガルテック企業の株式会社Legal On Technologies。 定量的なデータに基づく効率的・効果的なスカウト運用をするために『SCOUTS』を導入しました。導入の決め手や導入後の効果などについて話を聞きました。
- 配信のリソース差配や感覚的な効果検証はできていたが、定量的なデータに基づく効率的・効果的なスカウト運用ができていなかった。
- 各ダイレクトリクルーティング媒体のデータを一元管理し、スカウト件名・本文・候補者属性・媒体ごとなどの細かい粒度でデータ分析ができる点。
- 自社の蓄積データを用いた、カスタマーサクセスによる採用知見のアドバイスをいただける点。
- データ集計・分析における工数が削減された。
- 論理・データに基づいたスカウト運用ができるようになり、効果性の高いスカウト配信が実現した。
Legal On Technologies社においてダイレクトリクルーティングはどのような採用手法ですか。
ダイレクトリクルーティングは、弊社の採用手法の中でも主軸の1つ。ダイレクトリクルーティングの良さは、弊社が一緒に働きたいと思う方たちに直接アプローチできる点です。
Legal On Technologiesにお越しいただきたい理由を、一人一人の経歴や志向性を鑑みて、スカウトメールの文面をカスタマイズしながら送付しています。
その方への想いも届きやすいですし、スカウトを受け取った方も、Legal On Technologiesのことを理解していただいていることが多く、ミスマッチの少ない採用につながる手法だと感じています。
現状のダイレクトリクルーティングの効果を鑑み、今後さらに活用の割合は増していくと予想されますか?
効果の実感はしっかりと得られているので、今後は採用の武器として活用比率は高まってくると思いますし、更に質の高いスカウトを送付できるようになると、活用する企業がどんどん増えると思います。
「質を高める」という点も含め、ダイレクトリクルーティングにはどのような課題をお持ちでしたか?
『データからの正しい現状把握』『データ分析による問題点の抽出』『改善アクションの実行』の3点に課題を感じていました。
具体的には、媒体ごとのスカウト送付数・開封率・返信率等のデータを集計・可視化し、課題を発見できるようなアウトプットを整える余裕がなかなか作れていませんでした。
また感覚的にスカウト送付をおこなっている部分もあり、理論・データに基づいた効果的な送付ができていないという課題がありました。
そのような課題をお持ちの中で今回『SCOUTS』を導入してみていかがでしたか?
大きく2つの効果が得られています。
1つめは、利用しているダイレクトリクルーティング媒体ごとの有効性が見えてくる点。
どのダイレクトリクルーティング媒体が、どういった職種のどのようなレイヤーに対し効果があったのかが可視化されることで、媒体間の比較ができるようになりました。
2つめは全体の把握ができる点。
各ダイレクトリクルーティング媒体のデータを1つに集約できる『SCOUTS』では、全体の傾向も可視化できます。またスカウト件名ベースでもターゲットに響きやすいポイントが顕著にわかるので改善を加えやすいと感じました。
『SCOUTS』を導入することで蓄積されたスカウトデータを自社の採用ノウハウとしてナレッジ化・資産化できていると感じますか?
ナレッジ化(資産化)できていると思います!
これまでは人事担当者ごとの過去の経験値に基づいてスカウト送付をしていたところがありましたが、『SCOUTS』を導入することで部門全体で論理・データに基づいた運用ができるようになりました。
さらに数値から有用性をしっかりと認識できるため、どの求人・スカウト件名・媒体がどのターゲットに対して効果的なのか、自社の採用ノウハウとして蓄積でき始めてきたと実感しています。
今後『SCOUTS』に期待していることはありますか?
弊社からの期待としては、機能連携できるダイレクトリクルーティング媒体が広がることでしょうか。
新たなダイレクトリクルーティング媒体が日々増えておりますし、弊社も様々な媒体を活用して採用を行っています。
より連携できる媒体が広がると、弊社の採用になくてはならないサービスになると感じています。
サービスリリースから歴史の長い媒体以外にも、理想を言えば自社が使っている全ての媒体のデータを集約して分析できるようになると、より素晴らしいシステムとして人事の一助になるかと思います。